慶河堂日報

ならまちのすみっこにある小さな小さな古本屋です。

憂鬱な春の日に

災害鬱・災害躁というのがありますが、わたしは精神的にしんどくなると、好きな歴史上の人物のかいたものを読むことにしています。。
古文や候文なので、少し苦労はしますが、それも楽しいです。400年前の人も、1000年前の人も同じような感じで生きてたんだなと思うと、不安が少し和らぎ、ほっとします。
有名どころでは、枕草子や徒然草、梁塵秘抄、花伝書、葉隠などがオススメです。
飲食店などでもちらほら営業を休止なさるところがふえております。
私は自分が災害躁になりやすい(そしてその後大変なことになる)タイプなのはわかっているので、できるだけ通常どおりやっていきたいと思います。幸い本は腐らないので、十分換気してお待ちしてます。
店にいるのでワイドショー見なくてよくて助かってます。皆さまも苦しいときは、情報遮断も視野に入れてください。
医療の現場にいらっしゃる方々には本当に頭が上がりません。一刻も早い平常化を祈りつつ…

読書は本との——もっといえば筆者との——静かな対話になります。
雨で、コロナ禍で、外に出られないときは、そんな経験に身をおいてみるのは如何でしょうか。
先が見えないこんなときだからこそ「読むこと・書くこと」をやってみませんか?
弊店オリジナル【百冊読書帖】の通販はこちらになります!
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ノートに自分が思ったことを書いたり、綺麗な表紙を貼り付けてみたり、次に読む本を考えたり。
ノートに自分の手で書くことは考えを整理するいい機会になります。

こちらは、慶河堂月報1号の表紙に書かせていただきました、デカルトの言葉です。
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